那須高原の罠

”鈴木まぁ~さぁく~ん”夫妻のおかげなのか、翌日は快晴に恵まれ、宿からの無料
バスに乗って”那須塩原駅”に無事到着しました。

ちょろと温泉に入っただけで、折角きた栃木県をあじわってません。
那須を堪能しようよと、楽しいトコ行こうよと、帰りの新幹線は午後の予約をしてあります。

その帰りの新幹線までの空き時間は、約4時間。

『バスはどこまで降りて下さいね。』
『2個所は時間的に厳しいですね。』
『バスの出発は40分後の始発です。』

駅の観光協会で親切な係員の方に”バス”で行ける観光スポットを紹介してもらい、決めたのは”チーズ王国”みたいなところ。

さ~バスで行きますか。と待ちに待った40分。

その時間を潰していた際にチラっと気になったのは、

”3時間 3700円”(金額はそんなもの)のノボリがはためくトレンタ君やトヨタレンタカーの宣伝。

『レンタカーが楽なんじゃないか』と奥さんに言われましたが
『バスの方が安いんじゃないか』と説得をし、結局私が”バス”を選択したのが間違いの始まり始まり~。

40分待ったバスの運行状況を考えれば、自と答えはわかるはずなんですよ。普通に考えたら。

1時間に1本ないし2本しかないバスの会社運営なんて普通に考えたらなりたたないじゃないですか。

そうです、乗車値段は恐ろしいことになるんですよ。私たちが選択した”チーズ王国”までの片道が2人合わせて1500円調度

往復するだけでカルく3000円はかかるってことです。

すでにバスにのって揺られて行った”チーズ王国”は、特にすることもなく、中にある喫茶店で一休憩。

時間は限りがあったはずなのが、ここではものすごくゆったりと時間が流れていきます。やることもチーズやおみやげを買うくらいしかないわけですから、暇って言えば暇なのです。

それで、喫茶店を出る時に帰りのバス停の場所を調べようと、店員さんに声をかけ、バス停を教えてもらった後、一度確認しにいったわけです。

昨日からチラチラと振り出した雪は降っていませんが、ちょっとした風が吹く街道沿いの場所にある”チーズ王国”の外は異常に寒い。

バス亭までは、王国から歩いて2~3分であることを確認し、時間ギリギリまで違う喫茶店でも入ろうかという話にはなりましたが、注文後の待ち時間が僕らには残されていないのです。

ですから、一旦王国に戻り(さっき道を聞いたスタッフの視線も感じながら)、10分程度の時間をつぶし。

お土産をちょっと買ってみたりしながら、バス到着の5分前からバス停の前で、耳が寒さで千切れそうになりながら待つのでした。

このバスってのも不安材料で、『もし、バス停の通過が早くて行ってしまったのではないか?』と考えてしまうことを押しとどめ、『くるー、きっとくるー』って歌いながら待つ、そんな心境でございました。

時間が過ぎること到着時間から3分遅れくらいでバスが来たときは、なんというのでしょう。

寒空を必至に歩いて、暖かい鍋の蓋を開けた、そんな心境でございました。

このバス、実は元の那須高原駅には直行しません。

『バスがもし遅れたら新幹線に乗れない』という懸念をして、1本前のバスに乗ったのです。その位の配慮は、旅先では必要ですね。

それで、このバスは黒磯駅行きで、黒磯駅からは那須塩原駅まで在来線に乗らないといけません。

バスを降りる時に2人で1000円以上分の金額を払い、黒磯駅で駅一駅分の切符を買って、『なるほど、関東北部の電車はこんな電車なのか』と、出発前の車内放送に耳を傾けていると、”那須塩原駅”が放送に流れてきません。
『ねぇ、この電車。逆方面じゃない?』と、奥さんに相談するも普段の行ないが悪いのか信じてもらえません。

『やっぱり逆だよ。』といいはじめた瞬間に無情にも閉まるドア!

結論は、逆方面!

さーどうなる?どうなる?
と、冷静に考えると関東北部ですね。
在来線とは言え、山の手線みたいに数分感覚で電車が来るとは思えません。更に一駅
の区間の長さが気になりますよね。
次の駅までの間に頭の中で繰り広げられる”新幹線に間に合わなくなるよ時間”のカ
ウントダウン!
まさしくファイナル・カウントダウン!

なんて余談はおいといて、到着したのが高久駅。
ホームの小ささや電車から降りる人が私達以外にいないことからも”普通では降りてはイケナイ駅”決定です。

だけども、ファイナル・カウントダウンが鳴りひびく頭には選択枝がありません。この券売機もない駅での数少ない選択は、”タクシーでダッシュ”しかありません。

勿論、タクシーなんて待ってませんから、奥さんが責任をとってタクシー会社に電話をかけ、ダッシュを要請したものの15分かかるとのこと。

この時点では、”終了のカネ”がガラガラと音をたてるのですが、予測より早くタク
シーが到着しました。

まさに飛び乗るように乗って、ダッシュをお願いして那須塩原駅に到着したのはなん
と新幹線発車の20分前でした。(タクシー代は4000円)

どうですか?こんな罠は?

素直にレンタカーを借りるべきだったという結論に達したのは、言うまでもございません。

ま、新幹線に乗ったら乗ったで、後ろの座席の田中さん(おばさん同士の会話で判明。絵が上手いらしい。)とおばさんに網棚を占領されているのをどかしてもらったり化粧と称する紛マキに殺られたりと、教訓と一緒にこの大丸温泉を記憶しましょう。

こんな Podcast Summitの後日談でございます。

この記事へのコメント

  • BlogPetの家猫

    sarami_pizzaのきもちをかんがえると家猫はしんぱいだよ
    2006年12月17日 10:56

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